学級通信の目的 その2

学級通信は、授業のねらいなどを通して、教師の専門性を示すツールとなる。

国語の物語の学習で、どんなねらいをもってどんなことを発問したのか。

漢字の学習は、どんなことをさせて習熟を図っているのか。

算数の計算で、補助計算をこのようにするのは、どうしてなのか。

保護者は、教育の素人である。

教師は、教育のプロである。

だから、プロとして素人に解説をすることも必要である。

保護者に「へえ、先生っていろいろと考えて教えてくれているのね!」と思わせる。

そこに実態が伴うように、プロとしての腕を磨く必要は、もちろんあるが。

プロサッカーの試合を見ながら、

「どうしてパスを出すの?チャンスなんだから、シュート打ちなさいよ!」

と思うことは、誰にでもあるだろう。

でも、心の底では、

「テレビから見える景色だとわかるけど、やっている選手は大変よね」

「見ている人には分からないけど、きっとチームとしての作戦なのよね」

と思っている。

では、学校教育はどうか。

保護者は教師の行為に対して、

「そんなの、ビシッと叱れば終わりでしょ」

「子供を指導するなんて、簡単でしょ」

「その程度の学習、全員がわかるのが当たり前でしょ」

と、思うこともあるだろう。

学級通信で、教師が行う指導のねらいがある程度示されていたら、

「きっと先生は、いろいろと考えて対応してくれているよね」

「いろんな子がいるのだから、トラブルだって起こるのは当たり前だよね」

と思ってくれるかも知れない。

学級通信を通して、プロとしての仕事ぶりを紹介しよう。

そして、そんな仕事ができるように、腕を磨き続けよう。

私自身も、まだまだ道の途中です。

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