長期休み明け、子供達に話すことがある。
それは、
「休みの方が楽だけど、早くみんなに会いたかったよ」
ということである。
教師も人間だ。休みは、楽でいい。
子供達だって、そう思っている。
だが、それを思うのと口に出すのは大きく違う。
子供達に対しては(嘘でもいいから)、「今日からの日々が楽しみだよ」と言う。
誰もが、仕事ではその役割を演じている。
俳優も、警察も、店員も、その仕事にふさわしい態度で臨んでいる。
教師は自己開示が1つの武器になるから、うっかり愚痴をこぼしてしまうこともあるかもしれない。
だが、教師は教師を演じるべきなのだ。
自分が完璧ではなくても、「やりなさい」と伝える。
自分の気分が乗らなくても「楽しいね」と言う。
それこそが、プロフェッショナルの振る舞いだ。
自戒をこめて、記す。
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