45分間の授業の中で、クラスの全員に力をつけたい。
そう思いながら授業をしていても、なかなか全員は難しい。
その一番の原因は、全員の達成度を把握できないことにある。
把握せずに、力をつけたかつけられなかったかは、わからない。
だからこそ、チェックが必要である。
その方法をいくつか紹介する。
1.「全員起立。書けたら座りなさい。」と指示を出す
答えを書かせたり、選択肢を選ばせたりする際に使う。
2.端から、机間指導で全員を見る
書けたかどうか、できたかどうか、こちらが見てすぐにわかるような内容であれば、
こちらが回っていけばよい。「よし!」と声をかけ、できていなかった子は後で確認する。
できていなかった子が多い場合は、メモを取る必要がある。
3.名簿にチェックを入れる
例えば算数の計算問題で、できたら前に持ってこさせる時に使う。
一定時間を過ぎてもできなかった子は、個別に支援をしたり、次の問題で手助けにいったりすることができる。
机間指導で行うなら、名簿ではなく、座席表の方が扱いやすい。
全員に力をつけるには、全員の達成度を把握する必要がある。
その方法を、きちんと身につけておきたい。
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