算数の計算問題は、個人差が大きく現れる。
でもそんな時にも、一人残らず、力をつけたい。
そのために使うのは、これだ。
「1問しか、チェックしない」
クラスの35人全員が、8問すべて解くのだから、280問をチェックする。
それは、物理的に不可能だ。
だから、例えば、計算問題が8問あったとしても、第3問しか担任はチェックしない。
その問題があっていれば、他の問題もできる、という問題を一問選ぶ。
そこを関所として、できていればOK、できていなければやり直しをさせる。
他の問題は、一斉に丸付けを行えばいい。
欲張らず、限定することで、全員の達成度を把握することができる。
教師の仕事は、軽重をつけることも大切だ。
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