国語の業者テストを選ぶ上で、解答の文字数が確定するものがいいと書いた。
それは、子供の力をつけることが第一義。
でも、それだけにとどまらない。
業者テストの選び方で、仕事量を減らすことができるのである。
解答が確定し、採点基準が明確であると、
学年の他の先生方と採点基準を相談しなくてよい。
ということは、
子供達のテストを回収したらすぐに採点をすることができる。
すぐに採点し、すぐに返却することで、子供達は点数以外のことに目を向けることができる。
解答に迷った問題の、正答や誤答の理由が知りたくなる。
子供達に早めのフィードバックをすることで、テストで力をつけることが可能となる。
これが、放課後の職員室で採点するとなると大変だ。
そこには話し合いが必要となる。
それぞれの教育観や指導観が異なると、擦り合わせに時間がかかる。
妥協が生まれる。
指導を踏まえた採点ができなくなる。
採点に集中できないために、時間が余分にかかる。
他の仕事をする時間的な余裕がなくなる。
ちなみに私の場合は、授業中や休み時間に採点をしてしまうので、
放課後には採点(と返却)が終わっている。
そのため、他の仕事に早めに取りかかることができる。
業者テストの選び方は、効率的な事務仕事にもつながっている。
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