始業式までに、名前を覚える…が、忘れてしまうこともある。
その時には、リカバーする方法がある。
それは、やり取りを伸ばして、ごまかすことだ。
1列終わるたびに、教室全体を見回す。
「ここまでは覚えたんだけど、ここからは自信がないなあ…」と言ってみる。
「全員言えると思う人! その期待に応えたいなあ」と言ってみる。
そうしているうちに、思い出す。
私自身も、何度かそうやってピンチを乗り越えてきた。
何度も何度も練習しても、完璧に準備をしても、緊張して忘れてしまうことがある。
ごまかす方法も、心得ておきたい。
でも、それでも間違えてしまうこともあった。
覚えるために元にしていた名簿のふりがなが間違っていたのだ。
その時には、きちんと「ごめんなさい」と謝ればいい。
そして、
「一生懸命にやっても、失敗をすることはあるよね。」
「がんばった上での失敗は、いいよね。」
「だから、失敗を恐れずにどんどん挑戦しよう。先生だって失敗するのだから。」
と語ればいい。
成功しても、失敗しても、教師の本気は子供達に伝わる。
失敗を恐れずに、まずは教師から挑戦しよう。
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