テストの見直しは、見直すことではない

「テストが終わった人は、見直しをしなさい。」

そう指導する先生は、世の中にたくさんいる。

でも、それで子供達は「見直し」をするのだろうか。

そもそも、「見直し」とは何なのか。

「見直し」は「見直す」ことではない。

「解き直す」ことである。

私はこう伝えている。

「新しい気持ちで、もう一度解きなさい。」

そして、

「もう一回解いてみて、同じ答えだったのなら、自信をもって提出しなさい。」

と伝えている。

国語、社会、理科の場合は、これでいい。

でも、算数の場合はもう一押し。

計算用紙を配ることが必要になる。

白い紙を一枚配るだけで、子供達の「見直し」の意欲は高まる。

子供達の意欲を引き出すためには、こちらの準備も大切だ。

きちんと「見直し」をさせて、子供達にちからをつけよう。

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