休み時間、子供達と積極的に遊んでいる。
それは、子供同士の人間関係をつなぐためである。
学級全体の人間関係を作っていくために、私は週に1回、クラス全員で遊ぶ時間を設定している。
子供達で意見を募り、多数決を取り、遊ぶ。
そこに担任も加わる。
担任が加わることで、「ぼくは参加しない」「私は一緒に遊びたくない」を抑制できる。
また、そこに担任がいることで、子供達に失敗経験を積ませなくて済む。
「今日の遊び、つまらなかった」「あの子がずるをしていた」
と、ならないように、必要であれば介入する。
ルールを確認したり、話し合わせたり、時には全員が楽しめるようにルールを変更することもある。
全員で遊ぶ経験が、全員で協力する経験につながる。
いや、ロジックは逆かも知れない。
楽しい活動で協力できない集団が、楽しくない活動(そう思わせない工夫はあってもいいが)で協力できるものか。
と考えると、納得いくだろう。
掃除や給食準備、図工の片付けなどで、力を発揮する。
一緒に遊んでいる相手だから、言いづらいことも言える。
クラスの自治的な活動のベースとなる。
遊びは、深い。
意図的に、遊ぼう。
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