クラスや学年に、「特別扱い」が必要とされる子がいる、ということがある。
様々な事情や心の問題があるが、学習に取り組むことに課題のある子である。
「その子」に「特別扱い」をしてもいいのだろうか。
これをすることで、
「その子以外の子」に「特別ではない扱い」をすることにつながる。
声をかける回数は、雲泥の差であろう。
「頑張っている子」に声をかける回数が少なく、
「頑張っていない子」に声をかける回数が多くなる。
これで、公教育としていいのであろうか。
むしろ逆で、
「頑張っている子」に声をかける回数が多く、
「頑張っていない子」に声をかける回数が少ない。
という状況の方が健全ではないか。
もちろん、「支援」を必要とする子がいるのはわかる。
声をかけることだけが、その子を大切にする行為なわけではない。
でも、
特別扱いをしなければならない子ばかりを、大切にしてしまうのはまずい。
…という思考も忘れずにいたいものである。
頑張っている子が報われる教室を作りたい。
私は、そう思う。
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