授業の準備として、教材研究は大切である。
しかし、あえて言う。
教材研究は、しない方がいい。
なぜなら、小学校教師は、教材研究をしても1回しか使えないからだ。
たった1回のために、45分間のために、どれだけ力を注ぐことができるか。
そう考えると、非効率である。
でも、教師は授業で勝負。そこは外さない。
では、どうするのか。
それは、授業の型を作っておくことだ。
授業の対応力を磨くことだ。
国語であれば、漢字を定着する方法を学ぶ。
書く活動で、全員が書けるような指示を磨く。
算数であれば、子供の理解度が低いときにパッと先生問題を作れる実力をつける。
理科や社会では、重要語句を楽しく身につけさせる方法を習得しておく。
これらは、「教材研究」ではない。
「教師修業」「実力アップ」「基本を身につける」
様々な言い方があろうが、とにかく、様々な授業に応用可能なスキルである。
教材研究をいちいちしなくても、子供達が楽しみながら学習内容を身につけられるような授業ができるように。
教師を長く続けるのであれば、枝葉ではなく幹を太くするような「準備」をしよう。
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