昔の学校では、「帰りなさい!」と言って、反省を促す手法がとられていたとか。
でも、今の時代ではNG指導となる。
それは、子供自身の理解力の低下が原因かも知れない。
保護者から見た、学校や教師への信頼の低下が原因かも知れない。
原因は一つではないかも知れないが、NG指導であるならば、そうならないように気をつけることが必要だ。
それでも、厳しい口調で指導した方がいい場面もある。
私の場合は、こうしている。
「今の時代はそういうことは言えないけどさ、30年前だったら『今すぐ帰れ!』って言われているよ。ま、先生はそんなことは言わないけど、心の中でほんのちょこっと言ってるね」
「先生やお家の人が子供の頃だったら、ひっぱたかれているよ。そのくらいひどいことをしているんだ。先生は、別にあなたのことをひっぱたきたいとは思わないけど、やったことの重大さはあなたに伝わってほしいって思うよ。」
子供達との関係性、保護者達との関係性にもよるが、この伝え方ならばセーフだろう。
いずれにしても、指導の目的を果たせばいい。
「その子に、『それはまずいことなんだ』と本気で捉えてほしい」
そして「今後の行動が、改善していってほしい」ということだ。
それを伝えるための方法を考えればいい。
「帰れ!」「ふざけんな!」「ひっぱたくぞ!」
そうではない表現を考え、目的を達成するために効果的な言葉を選びたい。
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